本日のメンバー紹介は 半田雅義様です。
半田 雅義
株式会社 海南社 代表取締役
和歌山県海南市井田136-1
080-3768-7543
源じろう計画事務所 店舗
rub luck cafe (有田市千田1470-2)
CASADÉCHA 1472(岩出市根来1472)
WAKAYA 津屋(和歌山市和歌浦東2-6-2)
BRING BOOK STORE(和歌山市吹上1-4-14和歌山県立近代美術館2F)
おむすびスタンド「くど」(伊都郡九度山町九度山123-2南海電鉄九度山駅構内)
火の食堂(和歌山市明王寺479-1四季の郷公園内)
源次郎四郎商店(和歌山市七番丁24和歌山城前広場)
みさとみそ(ケバラプロジェクト)(源次郎商店)
(海草郡紀美野町毛原宮8-1)
BAR,NO,11(和歌山市十一番丁16)
(現在経営は元店長にお譲りされています)
「源じろう」さんの愛称で周知されている半田様の会社「源じろう計画事務所」は、和歌山を拠点に空間のプロデュースから始める飲食店を現在8店舗営んでいらっしゃいます。
2004年に運命的な出会いを果たしビルを改修して始めた「小野町デパート」様。経営は思う様にいかず、どの様にすればいいのか、何がダメなのか、苦しみの毎日だったそうです。そんな中、ただただ苦しみから逃れる様に和歌山を南に海沿いを車で走り、沈んでいく夕日が綺麗でじっと見ている時に「これだ!」この喜びを自分のフィルターを通して伝えるのが仕事じゃないのかと気付く。その時たまたま出会ったそこに佇む大きな倉庫。そこをリノベーションし、自分が感動した同じシチュエーションでコーヒーだけでも飲んでもらいたい!仕事とは感動を伝える事だと気付いたすべての始まりの場所。それが「rub luck cafe 」様です。
半田様が手掛けるお店はそれぞれ、その場所の歴史や文化、風景をひとつの空間とし、解体される建物から譲り受けた物、廃材などを多く利用し、新しい物やアイデアと見事に融合させ、他にはない唯一無二のお店づくりをされています。
そんな半田様にいくつか質問させて頂きました♪
Q:なぜ「源じろう」さんと呼ばれているのですか?
A:2003年に「器の店源じろう」という焼き物と雑貨を販売するお店をオープンさせました。「源じろう」は当時から大好きだった真田幸村の若い頃の名「真田源次郎真繁」の「源次郎」から来ています。ひらがなを交える事で印象を柔らかくしました。
お店を運営しているとよく店の名で呼ばれる事があると思います。そんな自然な流れで「源じろうさん」と呼ばれる事が多くなり、気が付けば源じろうになっていました。お店の名前が人の名前なのでそりゃそうなりますよね!今となっては本名を知らない人がほとんどです。
Q:たくさんのお店を経営していて一番大変だと思う事は?
A:ずばり人の問題ですね!いかに人が集まってきて、いかにチームとしていい仕事に繋げられるか。そのためにいかにトップの自分が成長するか。経営者なら誰でも通る道なのではないかと思っています。「こんなに人で苦労するのなら一人でやった方がいいのかなぁ…」みたいな自問自答を繰り返しながらやってきました。でもある時から、自分の本能というか奥底にあるものを素直に実行していく行為を続けていくうちに、結局自分のやりたいことがもう一人では出来ないことに気づきました。それなら覚悟をしなくてはいけないなと、神の御意向なのだと!笑 今は苦手ながらも経営の勉強をして実践している毎日です。
Q:これからの人生でやっておきたい事は?
A: 思いつくことは沢山あるのですが結局これですかね。子供にカッコいいお父さんであったと言ってもらえるようになりたい。子供には沢山伝えたいことがありますが結局自分自身をどう磨いていくかなんでしょうか。あと自分自身としては今よりももっと良い空間を作れるようになりたいです。より良い空間とはなんなのか、もっと勉強し実践していきたいです。
飲食店の経営、食料品の販売のみならず、店舗開業のコンサルティング・ディレクション、「紀美野町星の動物園バンガロー」の運営など、多岐に渡るご活躍をされている半田様。
『その土地にしかないもの。
その土地にしかない価値。
私にしか
伝えられない価値を伝えていきたい。』
すべてのはじまりの場所から今も変わらないその使命を抱き、今日も人々に多くの感動を伝えていらっしゃいます。